木の看板に書く



5月は、頼まれてた筆文字の依頼が、
一斉に仕上がりを迎えて、忙しいやら嬉しいやら。

そのうち、実は今回初めてやった分野が、
"木の看板に書く"ということ。

字を書くこと自体は、いつも通りでいいのだけど、
木に書くとなると、準備段階がちょっと違ってくる。

滲みの出にくさと、色の持ちを考えて、墨の種類を変えたり、
チョークで板に滲み止めを掛けたりと、
いろいろ勉強になるお仕事だった。

依頼内容は

「岡本行政書士事務所」

行政書士、と言うとなんだかお堅いイメージが付いてまわりがちだけど、
そういうイメージじゃなく、もっと親しみやすさを出したい、というご依頼。

ご本人も、若い行政書士さんで、物腰の柔らかな人。
ニコニコした親しみやすさが印象に残る。

なるほどなぁと思いながらサンプルを作った。
仕事内容を一部公開する感じになるけど、
例えば、こんなプレゼン資料をベースに練り上げていく。
縮小かけてるから見えにくいかも。




細かいプレゼン内容は省くけれども、
行書、隷書などをベースに、柔らかさや遊び心を入れた字体を提案。

何度かやりとりを経て、実際に仕上げたのが、上の写真ね。
写真だと分かりづらいけど、長さが130cmくらいあるの。

ダイレクトに木の板に書くのはさすがに緊張するわぁ(*'Д'*)
無事、間違えたりせずに仕上がったよー。ふう(笑)

いろいろ勉強になったお仕事でした^^


岡本さんなら、きっと、親しみやすい良い事務所のはず☆

(事務所のHPとか出来たら、「筆文字工房すヾり」からリンク貼ります。お楽しみに^^)


********************************

今日のおまけ。



我が家は、とにかく食べられるものを植えるのが大好き。
今は庭にサクランボが鈴生りになっている。

「よし、熟れた!!!」と思った瞬間、
カラスと、小鳥たちと、私との間で争奪戦が始まるのだ。

死闘をくぐり抜けて(←ウソ)手に入れたサクランボ。んまーーー




↑人気ブログランキング(芸術部門)参加してます☆

********************************


↑↑↑
【筆文字工房すヾり】


********************************

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]