「山の椿小鳥がふたつかくれたり」

***山の椿小鳥がふたつかくれたり 臼田亜浪 (13.5×12cm)Deux petits oiseaux se cachent dans l'arbre de la camélia de la montagne..篆刻作品は、時に版画のように使っています。.これは小さな小さな豆色紙(寸松庵色紙)のサイズ。「亜」の字は米粒くらい。『枕草子』にもあるように、小さきものは愛おしいから。.ちなみに極細面相筆を使って書きます。ただし、どんなに細くても筆の毛全体をつかった線を心がけます。毛一本を引きずったような線では文字が死んでしまう。豊かで繊細な線が引きたいなと思うのです。

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]