正筆展と暢心展



神戸から帰ってきてこっち目眩がするくらい仕事がたまってて
(まだ半分以上溜まったまんまだけど)
随分ご報告が遅くなりました(笑)

わが正筆会年中最大行事ともいえる「正筆展」「暢心展」を
12/10・11に無事終えました。

当日は多くの先生方にご意見ご指導頂いたり、
近隣、遠方からの友人知人も、
地元福山から弟子たちも駆けつけてくれたり、
本当に温かい気持ちをたくさん頂いた展覧会でした。

今年で青年部を卒業、
"最後の暢心展出品"を宣言していたわけですが、

思いも掛けず青年部の後輩たちから
卒業のお祝いもしてもらいました。うう。ありがとね。




尊敬する先生から筆も頂いて、

「ああ、もっと勉強しなきゃ。
 これで書きましたってちゃんと胸張って言える作品を書かなきゃ。」

と、身の引き締まる思いでした。

これも私にとっては何よりの卒業記念だったのかなと思っています。


     *


「暢心展」はかつて大先輩たちが開催した
正筆会青年部による展覧会を復活させようと
仲間と一から手探りで組み立ててきた展覧会でした。

その展覧会の立ち上げに関わったこの2年間は
本当に大変だった分、本当に充実した時間でした。

作品を生む苦しさも楽しさも、
一つの行事を形にしていく困難も喜びも、
今まで書に携わってきた中で
一番大きく感じられたといっても過言ではないと思います。


今年は特に、自分の教室の10周年記念展と重なり、
体力も気力もギリギリの中での取り組みでした。


でも、やって良かった。


それだけははっきり言い切れます。


書道やっててよかった。


そのことも。

Atelierすゞり

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