芥子の花



うちの庭の一角にはポピー(芥子)が自生してますが
ポピーって観賞用の種類と、栽培禁止の種類とがあるんですね。
ほら、種類によっては麻薬が採れちゃうから。
どんなにきれいな花でも、麻薬が採れる種類は栽培禁止です。
生えてたら抜かなくちゃいけません。
この間、ワンワンさんのblogで、そんな話題が出ていて、
コメントしてたらお返事にこんなお題を頂いた。

『可愛い「芥子」と恐い「芥子」を書であらわすとどんなでしょう?』

で、ちょっと簡単になんですが、書いてみました。
(あんまり思ったような効果が出てないかも…(^^;))




書というのはおもしろくて、
同じ文字でも「文字の重心」や「線質」を変えるだけで雰囲気が変わってしまいます。
自分の表現したい雰囲気に合わせて様々な表現ができる(はず。)

まだまだ勉強することがたくさんあるので、
たいそうなことを言うつもりは全然ないけれど、
「可愛く」書きたいときには文字全体を丸く、
文字の重心を下へ持ってくると(頭でっかちにする感じ)
比較的カワイイ雰囲気が出しやすいのです。そして線質も丸くふっくら。
そして逆に「大人っぽく」書こうと思えば縦横の比率で縦をやや長めに、
かつ、重心をあまり下へ持ってこない。
そこから「恐い」という雰囲気を出したければ
線質をおどろおどろしくしてみたり、鋭くしてみたり。

それだけのポイントでも字の雰囲気変わります。
学校の書道でも、こういうことちょこっと教えてくれたらおもしろいのに。
…とか思うのは私だけ?

Atelierすゞり

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