「春と修羅」
「心象のはひいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり」
(宮澤賢治 『春と修羅』)
古い銘仙の着物生地は、
ノスタルジックなのに柄ゆきが斬新。
光が明滅するような不思議な趣。
賢治の使う詩の言葉もまた、
ノスタルジックであるのに、
化学用語が随所に散りばめられていて、
硬質なものと、柔らかいものの、
言葉の手触りが独特で。
この詩にはこの布だなって。
書きぶりは古筆のように。
どこか懐かしく、どこか新しい作品を目指して。
◆sold out
_________________
📕中村文美展【琥珀の文箱に文字を集めて 】📕
1/31〜2/11〈2/3・4・11在廊〉
※月火(2/5・6)休廊
11:00〜19:00(最終日18:00)
Cafe & Atelier Z
(〒700-0845 岡山市南区浜野2-1-35)http://cafez.jp/
………………
___________
0コメント