万年筆

事務用ボールペンで目上の人に手紙を書くのは実は残念なマナー違反。一部で流行ってるのか、時々目にする複写式の手紙もしかり。筆記具にも当然、格がありTPOがあります。ペンで最も格上なのは万年筆。だから、うちの教室では中学生以上のペン字のお稽古には、全員万年筆を使ってもらっています。最も格上のものを知っている人は、それ以下は使えるのだから。***ちなみに。私の最愛のペンは、母からもらったボルドーのモンブラン。今のモデルよりも細身でエレガントなのがいいなーと思うのです。そのモンブラン専用にしているイルブセットのシームレスペンケース(赤)は、弟が去年プレゼントしてくれた物。縫い目ない方がおしゃれだろ?と言わんばかりのスマートなフォルムはさすがイタリアメーカー(笑)生徒からもらったプラチナの万年筆にはコンバーターでプライベートリザーブのブルーブラックインクを入れて手紙用に使っています。そのプラチナ専用にしている同じくイルブセットの青のペンケースは、所属する書道の会の先生方から読売新聞社賞のお祝いにプレゼントしてもらった物。カッコイイだろ?と言わんばかりの発色のよさが、さすがイタリア(笑)大切にしています。あ。初歩の人は、1000円くらいで使いやすいものがあるので万年筆は敷居が高そうとか思わず、相談してね。

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]