お稽古ヘルプ 【大筆を使う】

【大筆を使う】・筆管は真っ直ぐに立てて持ちましょう。(小筆と同様。)・写真は人差し指と中指を筆管に沿わせる、「二本掛け」とか「双鉤法」とか呼ばれる持ち方です。 (【小筆を使う】のページでは「一本掛け」あるいは「単鉤法」と呼ばれる方法で持っていますが  どちらでも構いません。ちなみに私は小筆が単鉤法、大筆が双鉤法です。)
・小筆と大きく違うのは、写真のように腕を上げたままで運筆することです。「提腕法」と言います。 このときに、脇を閉じすぎないこと。ゆったりと構えましょう。 脇をきつく閉じている人は線がぷるぷるするようです。・また、指先で書くと言うより、腕全体を動かして書く感覚なのも、 小筆と大きく違うところです。・大筆全てがそうという訳ではないですが、 お稽古初心者の方は、大筆は根本までさばいて、根本まで墨を付けて使いましょう。 (おそるおそる途中までしか付けてない場合、必要以上に滲んだり、がさがさした線になったりします。)

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