お稽古ヘルプ【小筆を使う】

主に通信添削などで、細かいことが分からない場合に参照してもらえたらと思って随時更新していきます。【小筆を使う】・筆管は立てて持つのが基本です。(わざと寝かせて書いてみてください。線がわさわさします。)・小指は紙面から離しましょう。(小指がついていると、右方向に筆が寝てしまいます。)・指は写真のように人差し指だけを添わせる方(単鉤法)と、 中指と人差し指の二本を添わせる方法(双鉤法)とどちらでもかまいません。・動かし方は、箸を持ったときの上になる一本と同様。 親指を支点として人差し指と筆を一体化させて動かします。
※小筆は穂の長さの1/3~1/2を捌いて常に動くようにしておきましょう。 (写真の朱墨が付いているところ。) 筆が固まった状態で使うと、あっという間に毛が傷んでダメになります。【小筆を仕舞う】 小筆は使い終わったら、下敷きの上にティッシュペーパーを置いて、 500円玉くらい水を落とし、そこで使った部分だけ線を引くようにしてふき取りましょう。 洗ってはダメです。 (時々、筆の調子が悪くなって、「洗った?」と尋ねると「穂先だけしか洗ってません。」 という人が居ますが、洗ってはダメっていうのは、穂先だけだろうが、洗ってはダメなんだってば。笑) あと、ティッシュを手に持ってしまう人がいますが、やめた方が賢明です。小筆がばらける原因になります。

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