白を施す 〈漆喰の色〉
日本の白は、美しい。また別にも書こうと思うけれど、指先を真っ白にしながら、いろんな白を施すことに熱中していました。どの白も日本らしく、美しい。写真は、そのうちの一つ。漆喰の白。呼吸をする白。柔らかな白。目にもやさしく、手触りもやさしい。優しくて、強い、白。 ***教室の床貼りをして、扉を付け替え、壁に本棚を作りつけて、大きな机を作って・・・と、教室のリフォームで目一杯遊んでますが次は壁の仕上げだなーと思っていたところ。壁と言っても教室全体ではなく教室の間取りを変えるために壁を一部抜いたり、戸を付け替えたりしたときに本来なら工務店が壁紙を貼って仕上げようとしていた部分。「壁紙とか、内装の仕上げ要りません。自分で漆喰塗ります。」って言っちゃったんだよね。床材にしても、壁にしても、すぐに目や肌がひりひりする私としては妙な接着剤とか使わずに仕上げたかったし。・・・まあ、結局、自分でしてみたかっただけですけど。というわけであっちゃこっちゃ養生して脚立に上がって左官仕事。うっかりすると4月から熱中症で病院送りになるくらい暑さに弱い私にとって、連日の暑さで外に出られない時に、インドアで出来る左官仕事は書道の合間の息抜きにぴったり!(←?)ホントなら教室全体やってしまいたいんだけどさすがに・・・ねぇ。
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