玉虫筆筒
玉虫筆筒(たまむしひっとう)。
ほら、正倉院の宝物に「玉虫厨子」ってあるの、
日本史の資料集とかで見た覚えあるでしょう。
そんな風に、昔から玉虫の羽を使った漆工芸があるんです。
その、漆に玉虫の羽を装飾する日本屈指の技術を持った漆作家・小林広幸さんに
お願いして作ってもらった玉虫筆筒。
漆の艶やかな黒は、とても日本的で、本当に魅力的。
その漆黒の中にあるからこそ、
碧い光を埋めたような玉虫の羽は一層神秘的な気がします。
残念ながら、これ、私のものではなく(笑)
正筆会青年部のみんなで、
去年日展に初入選した仲間のために作ってもらったものです。
益々のご活躍を祈って。
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あ、でもね、実は漆作家・前田海象作の螺鈿筆置は
ついに自分用のものを手に入れてしまいました。(*´艸`)
(↓以前の日記に書いたものとお揃いなの。)
http://plaza.rakuten.co.jp/ayasuzuri/diary/201012160000/
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