王朝の名筆、見に行くぞ。

サリーちゃん、とうふを買いに行こうぜい。」


…誰だ?私にこんな語呂合わせ教えたの…(。-`ω-)

ええ、何ってね、三蹟ですよ三蹟。知ってる?
平安時代の、ちょー字のうまい人たち。


藤原佐理(ふじわらのさり[すけまさ])→サリーちゃん

小野道風(おののとうふう[みちかぜ])→とうふ

藤原行成(ふじわらのこうぜい[ゆきなり])→行こうぜい


ということなの。

むうう。覚えちゃってるもんなー。これで。


その三蹟が福山で一同に見られるんです。


ふくやま書道美術館、
もっと宣伝ばんばんすればいいのに。な、展覧会、

「王朝の名筆-三蹟を中心として-」



http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/fukuyama-syodo/schedule/meihitsu.html


【会期】9月11日(土)-9月26日(日)

【会場】ふくやま美術館



写真の「頭弁帖」も半世紀ぶりの公開ですし、

通称三色紙と呼ばれる、色紙類の中の傑作
「升色紙」「寸松庵色紙」「継色紙」もそろい踏み。

色紙類って見てて楽しいから好きなんですよねー。



教室の生徒たちには、
この展覧会でも、読売書法展でも、その他の展覧会でも
とにかく、時間があったら見に行ってほしくて、
いろいろ話をすることにしています。



美しいものを見ること。

たとえ分からなくても、

分からないと投げ出すのではなく、

たくさんたくさん見ること。


たくさんたくさん見た中から

何かひとつでも美しいと感じるものがあればいい。

美しいと感じたのはなぜか、知りたくなればいい。

何か残っていくものには

普遍性があるのじゃないかと信じています。

美しさは、どこかに必ず普遍性を持っていると信じています。



図らずも、福山が生んだ偉大な書家・栗原蘆水先生を偲ぶ展覧会となりますが、
こういう偉大な方がいらっしゃったお陰で、
ここ地元で名筆に対面する機会を得られるんですよね。

そういう意味では、私たち、とても恵まれてるんです。




えーーーーーい、とにかく、見に行けっ!!!

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]