「影山健治　作品展　－豪奢・静寂・悦楽－」

高校の頃、私は美術部に所属していました。

放課後、美術室で何も考えず絵を描くという時間は
わたしにとってとても大事な時間でした。



古い別棟の木造棟は見上げるほど天井が高くて、

何か古いものたちと絵の具とが混じり合ったような匂い。

窓際の本棚に並べられたたくさんの文庫本。

秘密基地のような２階の小部屋。

先生と椅子を並べて
友人をモデルに大きな号数の油絵を描いたこと。

平山郁夫さんを学校にお迎えするために
長い時間かけてアンコールワット絵の模写をしていたことや

尾道へ画材を抱えて合宿に行ったこと。

同級生や後輩たちが部屋の一角でギターを弾いてくれていたこと。

（その同級生の中から音楽でメジャーデビューしてる子が出てたりします。
　→soulife　http://soulife.jp/live/index.html　
　河田くん、佐々木くん、蔭ながら応援してます☆）



高校時代の思い出の一部が
あの部室で形作られていたのだなぁと懐かしく思います。



そのとき、美術部の顧問をしてくださっていた先生から
一枚の葉書が届きました。

控えめな口調で、絵のこと、マティスのこと
本のこと、いろいろなことを話してくださった先生から。

初個展の案内です。


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影山健治　作品展　－豪奢・静寂・悦楽－

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［詳細］
http://www5d.biglobe.ne.jp/~agarden/

2010.6.30（水）～7.5（月）
11:00am～6:00pm（最終日は4:00pm迄）

アートガーデン　ギャラリー１
（岡山市北区富町1-8-6　TEL：086-254-5559）


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先生らしいというか何というか
「わざわざお越し下さらないよう」と
そっとお知らせ下さったのですが
記念すべき初個展、
日曜日にお邪魔しようと思っています。