「紅旦・白旦 -日は昇る-」


  


(「紅旦・白旦 -日は昇る-」・本紙90×60cm・軸装・二幅対・2010)



「旦(あした)」という字を書く。

雲から日が現れてくる様子を伝える文字。


古代の文字は

日が昇るその経過さながら、

雲を表す"一"と、太陽を表す"日"との間隔に

様々なものが存在する。



太陽が顔を出し、

光が広がり、

そして高く上っていく。




清らかなまでに白く光る旦もあるだろう。


涙が出そうなほどに紅く光る旦もあるだろう。



Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]