11の風鈴に11の句を
地元・沼隈に、「枝広邸」と呼ばれる古い大きな邸宅がある。
もともとは幕末から続く開業医の個人宅だったものを、
現在は地域のコミュニティースペースとして活用している。
趣のある佇まいは、展覧会やお茶会などにもぴったり。
8月に、そこで開かれる催し物に参加します。
メインは沼隈にゆかりのある画家たちの絵を展示する内容ですが、
その時に、たくさんの風鈴を飾って、
夏らしい風情を添えようという企画の依頼を受けました。
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【沼隈が育んだ明治生まれの画家たち】
同時開催 「かぜと風鈴のファンタジー」
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8月4日(土)~19日(日)
午前9時~午後5時
福山市ぬまくま文化館「枝広邸」1F・2Fギャラリー
→ http://www.sky-net.or.jp/edahirot/
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制作したのは、11の風鈴に吊す、11の短冊。
それぞれに夏らしい異なる俳句が綴られています。
ただ、短冊吊すだけじゃ面白くないかなぁと思って、
それぞれの句のイメージに合わせて、
短冊の色合わせや形を変えて遊んでいます。
せっかくの催し物だもの、これくらいの遊び心はあっても良いんじゃないかしら。
風鈴に吊すのに四角じゃないと
ダメだって決まりは無いよねぇ(笑)
お出かけされた際には、
表裏の色合わせも、実際に見てみてくださいね☆
余談だけど、「色合わせ」ってなんか好き。
色の組み合わせがすなわち、一つの表現になるのが素敵。
たしか、「源氏物語」の中で、紫の上は、
源氏が明石の上のために選んだ衣装を見て、
その色合わせの素晴らしさに、
「明石の上という人は、こんなに素敵な人なのかしら」って嫉妬するのよね。
"色合わせ"は日本人にとって、
それだけ大切な表現だったってことだわ(*´I `*)
そうそう、あとは、風鈴に吊した句を一覧で展示するために、
同じ11の句をこれは市販の短冊サイズで。
きっとこれから暑い日が続くと思いますが、
涼を求めてお出かけくださるとうれしいです^^
そうそう、お昼ご飯は、枝広邸のすぐ向かいにある
お蕎麦屋さんがおすすめ。
ここの手打ち蕎麦、なかなかおいしくて人気です(*´艸`)
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