「壺中天」
「酒の器展」の搬入に行ってきました。
さすがに作家13人分の酒器が集まると、かなりのボリューム。
所狭しと置かれた作品の山に、
会場に入ったとたん、思わず「わー、すご。」と声に出してしまう。
今日、会場が出来上がったら、写真を撮ってこようと思っていたのだけど、
あまりの数の多さに、ギャラリーのかたも「今日明日で展示頑張るわー(^^;)」とのこと。
作品の梱包を解いて置くだけ置いたら、あとはおまかせと言うことに。
どんな会場雰囲気になるかは、3日に行ってみるまで私自身もお楽しみだわ。
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さてさて。
会場写真の代わりといってはなんですが、上の写真は
今回の「酒の器展」をテーマに戯れ書きしてみた「壺中天(こちゅうのてん)」。
"一壺天""壺中仙"とも"壺中天地"とも言い、
後漢の費長房が薬売りの老人とともに壺の中に入ると、
別天地があり、美酒・佳肴を楽しんできたという『後漢書』の故事による言葉。
壺の中に別天地。
なんか酒飲みにぴったり(笑)
まあるい色紙に中心部から輪を描いて広がるような動きでレイアウト。
壺の中をちょいと覗いた雰囲気で。
水面のように。
波紋のように。
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そうそう、今回の私の器のテーマは「水面-minamo-」。
お。上手いこと繋げたぞ。私。(←そうか?笑)
というわけで、"お酒飲み"あるいは"おお酒飲み"の皆様、酒の器展へぜひどうぞ(^^)
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