東京最終日
前回の東京出張中にみつけた『東京レトロ建築さんぽ』っていう本があるんです。
中村文美(伝統かな書道×現代アート)さん(@aya_suzuri)がシェアした投稿 - 2017 2月 9 5:47午前 PST
それに載ってた日本橋高島屋。
むふふ。さすが、日本屈指の老舗百貨店。クラシカルだわー。エレベーターだってたまらない。その由緒正しき会場で開催されてた、わが師・黒田賢一先生の個展。学生時代にかな書に出会って、まさにその「いろは」から育ててくださっている、書道界の母が岡嶋華笠先生なら、書壇で活動するための翼を鍛えてくださる、書道界の父が黒田賢一先生。各書道会の錚々たる先生方が、どなたも会場内を3周、4周と見続けて長時間滞在され「書道史が変わりましたね」とおっしゃられたそうで、門下末席に連なる私にもそれは本当に誇らしいことでした。普段は大規模展での「大字かな」のイメージが強い先生ですが、細字の美しさは本当に息を呑みます。要チェック。【古稀記念 黒田賢一書作展】《会期》2017年5月3日(水)~9日(火)《会場》日本橋髙島屋6階美術画廊〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4番1号***そして。日本書道界のど真ん中を突き進む黒田先生の個展から、104歳にしてニューヨークアート界のど真ん中を突き進む篠田桃紅さんの個展をハシゴ。なんて贅沢な組み合わせ。『家庭画報』だったかな?で、名前を知って、エッセイを読んで驚愕していたものの、実物の作品を目にするのは初めてでした。箔を使い、日本画の画材を使い、かな書を使い。日本の線の美を表すために選びとってきたものへの共感と、私自身が向かってきた表現との相違点が見えて、心が揺さぶられる時間でした。
中村文美(伝統かな書道×現代アート)さん(@aya_suzuri)がシェアした投稿 - 2017 5月 6 7:22午後 PDT
http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html
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