御調吟行

6月の吟行は、府中～御調さんぽ。府中の紫陽花寺（ほんとは神宮寺。）に、もっこもこのあじさい。「四葩（よひら）」とも「七変化」とも言うの。紫陽花のこと。名前は、そのものの実体で、そのものの歴史。だから、日本人が花や、木や、風や、雪や、鳥などの自然のひとつひとつの事象に細やかに名前を付け、のみならず、一つのものが多くの呼び名を持つことがあるというのはなんだか誇らしく思うのです。一つ一つのものに名を与えるということは、関心の広さが、一つのものに多くの呼び名があるということは、関心の深さが、あってこそだと思うから。

今日の句会場所は御調にある話題の場所「まるみデパート」。古ーい歯医者さんの建物をリノベーションしてカフェと、化粧品店と、事務所と、子ども店長の運営する駄菓子屋などが入っています。

古くてかわいいものが集まったデパートなのね。ふーん。スコーンと飲み物を頂きながら、なんとかまとめて五七五。　　　雨雲のずつしり蛍袋かな　すゞり　***本日のおまけ。御調屈指の大きな八幡宮・・・・・のお神籤＆お守り自販機。

よりどりみどりよー。お釣りもでるよー(笑)