油木中学校特別授業

教室の新年会でもうちの弟子たちにはそんな話をしましたが、私のその年のテーマというべきものは毎年、私自身が決めると言うより自然その流れがやってくるという感じに近いのです。昨年末辺りから、その気配は着々とやって来ていましたが今年の私の目標というか、すべきことは、「こどもたちへ」ということみたい。そして、今年、姫路の教室（大人７割のうちの会では珍しく半数が小学生。）が始まり、千田保育所でのお稽古が始まり、そして、もう一つ。今年度、油木中学校で年三回の特別授業が決まりました。今月19日。いよいよ初の授業に行って来ます。ですが、本当はずっと子どもとの接し方に自信がないと思ってきました。今もそう。もちろん、教室の子たちは本当に可愛らしくて、本当に大切でそう思いながら接していますが、それは自分自身、子どもの扱いが巧いのだと思ってのことではありません。声を張るのも苦手。びしっと叱るのも苦手。怒るのも苦手。叱ると怒るの違いを堂々と語るなんて、もっと苦手。オマケに、子どもたちのパワーに対応するだけの体力がない(笑)それでも子どもたちがそんな私に対してもちゃんと話を聞き、ちゃんと答えてくれるのです。そして時々「先生大好き」なんて嬉しい言葉をくれたりもするのです。だから、私は私のできることで、私は私のできるように接していればいいのかなと思っています。無理をせず。さて。油木中学校へ行って来ます。どんな生徒たちに会えるのか、とても楽しみにしています。