行列のつづき

和菓子アート展の一つ一つの作品ぜーーーんぶ掲載解説したいくらいなんですが、
その中から、私としてはお願いした経緯もあるので2つをピックアップ。

そう、めちゃくちゃお忙しい中、
ムリムリ出品して頂いた
建築家・前田圭介さんと作庭家・橋本善次郎さん。

若くして建築・作庭それぞれの分野で世界一をモノにした
イケメンおにいさんたちの作品が
どういう和菓子になったか気になってますよね。

ね、そこのアナタ。


というわけで。


前田圭介さんの作品。

 

が、実際の和菓子になるとこちら。



一つ一つの窓から見える中の餡の色が違うの、
おわかりいただけますでしょうか。

中身は27個のキューブでできてるわけですよ。

もうそれだけでもどれだけ手間がかかるのか
想像に難くないはず。

しかもこの窓、全て手作業で抜いてると聞いたら…どう?



んでもって、橋本善次郎さんの作品。



が、実際の和菓子になると、こちら。



これ、作品の再現性の高さでは今回1,2を争うと思います。

石の質感を出す為の表面処理とか、
よく工夫してあるなぁと感心しきり。


ちなみに両方とも、担当したのは勉強堂さん。
ほんとに、ほんとに、おつかれさま。

ありがとうございました。




そういえば、前ちゃんも善ちゃんも
今回こういうアート展への参加は始めてだって言ってたと思うのですが

前ちゃんの通常業務と変わらない綿密な打ち合わせとか、

善ちゃんのボリュームのある室内展示の表現力とか、

ほんとに勉強になりました。刺激をもらいました。感動。

やるなぁ、さすが男前。

ほんと二人に頼んでよかった、と思ってます。ありがとう。


懲りずにまた、何かの便にご一緒してください。

(これだけ褒めたら断りづらいでしょ?笑)


Atelierすゞり

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