箏の調べの夕涼み

先日、予告してた「箏の調べの夕涼み」
行って来ました。


まだまだ真夏日が続く酷暑の中ですけど、
箏の音色で夕涼みって贅沢でしょ。

演奏者全員が浴衣で登場する、
目にも涼やかな発表会。

琴を前に座ったときの女の子の姿って
なんだかステキなんですよ。

お琴に対して少し斜めの角度で座る仕草も、
一生懸命なまなざしでお琴の面を見る視線も
とっても魅力的。


尺八の浴衣男子ユニットも
若いのに尺八吹けるって渋くてステキでしたよ。

尺八が巧いのはもちろんだけど、
リコーダー吹いてもびっくりするくらい巧いのね(笑)


曲も、しっとりしたものからアップテンポなものまで
様々に組み立ててあって楽しかったし、
皆、お客さんに聞いて欲しいという気持ちがまっすぐで
良い演奏会でした。


何より、主宰の歌那さんが尺八の方と二人でセッションした
「祈詩-REN・MEN-」という曲、
静かな凄みがある美しい音色でさすがです。

ますますファンになりました。


来年も開催するということなので、
ぜひチェックしてね。
井上歌那ブログ「箏の調べ」


今回行けなかった人も、来年はぜひ☆

「尺八はなぜ尺八という名前なのか」も
イケメン尺八ユニットに教えてもらってください(笑)


   *




この日は、無性にアンティークっぽい着物が着たくて、
新橋色の花柄が大きくあしらわれた絽の小紋に、
鮮やかなグリーンの三分紐、
紫のトンボ玉を合わせてお出かけ。

バッグは祖母の形見のビーズバッグ。



実はこれを連れて行きたかったからこその
組み合わせなのかもしれません。


もともと体があまり強い方ではなかったので
私の知ってる限りは
家の中でのんびりテレビを見ていることが多かった祖母。

でも昔は自身も着物を着て
出かけるのが好きだったようで、
私が着物を着ていると、

「ちょっとそこでくるり回って見せてごらん」

と嬉しそうにしていました。


私がおばあちゃんになるまで
これを持ってお出かけ出来たら良いなぁとか思ったりして。

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]