松竹大歌舞伎

前日、木耶ラさんから電話があって

「すゞりちゃーん、明日、歌舞伎行かない?」

って。


木耶ラさんは俳句仲間で、本業は着付けの先生。
セレブ雑誌『きものサロン』ともお仕事したりする超・実力派着物美人!
全国に着付け教室を持ってて忙しく飛び回ってます。
http://kiyara888.exblog.jp/


話によるとどうやら、福山のリーデンローズで松竹大歌舞伎があって、
しかも板東秀調さんの楽屋にお邪魔できるそう。
木耶ラさんの声掛けで、
俳句仲間4人して伺うことに。

木耶ラさん顔が広いなぁ!


久々の歌舞伎だし、役者さんと直接話が出来るような機会は滅多にないので
そりゃ気分も盛り上がります。

今年、着る機会あるかしらと思ってた
淡いブルーグレーの絽の付下げに袖を通して
いざ、会場。


支度前の秀調さんはゆるりとした浴衣姿で
私たちを気さくに迎えてくださって
写真もたくさん撮ってくださいました。



その上、手ずからお土産を下さって。



舞台では、「一條大蔵譚」の鳴瀬という役で、
夫の不忠を詫びて自害するんですけども、
その倒れるときの仕草や、形がほんとに色っぽい。

楽屋ではダンディーなおじさまだったけれど
そのギャップに驚きです。

着物着たときに、あんな風に立ち居振る舞い出来たら
すてきだわーとほうっとなって見てました。




尾上菊五郎さん・菊之介さん親子や、中村時蔵さんも出られる豪華舞台で
「廓三番叟」
「一條大蔵譚」
「棒しばり」
の三本立て。
歌舞伎ならではの表現の多彩さや面白み
ダイナミックさ満載で贅沢でした。

幕が下りた後、
なんと秀調さんとお食事もご一緒できて。

最終の新幹線ギリギリまで居てくださって、
いろいろ楽しい(裏)話も聞かせてもらいましたよ~(*´艸`)エヘヘ。



Atelierすゞり

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