花の宴の前のお花見

たけのこ。
たけのこ。
初物食べた。

私、たけのこ掘るのは苦手だけど(体力無いから)、
発見するのはめちゃめちゃ得意(食い意地が張ってるから)。
歩くと足の裏に気配を感じます。

母と叔父がよく竹林の手入れをしてるので
平家谷の祖母んとこで採れるたけのこは絶品。

たけのこと茄子と茸をオイスターソースで炒めたのも良かったけど、
やっぱり真面目に鰹だし引いて淡い下味付けて
炙って木の芽味噌ちょんとのせたのが一番だったなー(*´ェ`*)
木の芽がもう少し伸びたら、も一回作ろう。
和食バンザイ。

初物のたけのこは、稽古茶事にも持っていきました。
お茶室で、掛け物にも花にも御菓子にもお道具にも会話にも感じられる春の風情は、
お花見の上澄み部分みたい。
贅沢です。


     *


「きのうねー、みんなでお花見行ったよ」

「どこへ?」

「んー?…………どこかの池の畔。」

方向音痴ではないよ。私。
車内のポジションが運転席以外だったら、
到着するまでぼーーーーっとしてるだけだよ。
方向と距離はばっちり分かるんだけど、
地名と目印が覚えられないんだよ。


だもんで、最近お稽古の時なんかに
私が場所説明しようとすると、
喋り始めたとたん弟子たちがくすくす笑うようになりました。みんなで。

「こっちからぶーーーーーーーんって行って、
 あーもうこれ以上無理!って思ったら右に曲がってね」

とかじゃ通じないわな。

「観覧車が、まっすぐ縦に見える場所にあるんだけど」

とかじゃもっと通じないわな。

最近は、私に変わって弟子が説明してくれるようになりました。
うちの弟子、みんな出来が良いなぁ(笑)


     *

そうそう、その「どこかの池の畔」でお花見ランチ。
頼んであったのは「なかくし」のお弁当。

「お弁当おいしいね」

「さむいー」

「桜、思ったより咲いてるなぁ」

「冷えるねぇ」

「ひこーき、いった」

「温かいお茶くださいっ」

震えながらでも楽しいんだよ、けっこう(笑)

Eちゃんおべんとありがと。
Fさん声かけありがと。
その息子さんあれは飛行機じゃなくてヒヨドリだよ。
Aさんステキな歌をありがと。
Hさんインサイトありがとう(…ウソ。笑)
Yさん顔見て思い出したことがあるのでまた連絡します。
んで、MさんとZさんお誕生日おめでと☆



      *


なんだか成り行きで某団体の講演会に
講師で行くことに。

「講演6時開始だよ。」

「夕方の?」

「んにゃ。朝の。」

「あーさーぁ?(`ロ´;)」←引き受けるんじゃなかったと思っている。

"朝4時に起床"という予定に対して、
前の晩に寝るべきかそのまま起きておくべきか
本気で悩んだわよう。

結局力尽きて寝たんだけども、
急激な早起きで体内時計が攪乱したのか、
珍しく時間配分間違えた。
やーやー、スリリングでした(笑)
あ。私がじゃなくて、頼んだ人がね。あは(´∀`)

講演会場の周りは桜の花でいっぱい。
朝のまだざわついてない空気の中は花が綺麗に見える気がする。
超早起きも良いもんだよね。(…たまには。笑)


     *


日曜日は恋しきでお花見本番。

いろんな桜を準備しています。ふふふ。

Atelierすゞり

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