恋しき余韻

第一回 月の宴「恋しき月夜」の打ち上げが終わりました。
スタッフとして頑張ってくれた人たちへの感謝を込めて。

「感動しました」という声をたくさん掛けて頂いたことへの感動。

伝えると言うことの難しさ、楽しさ。

それをもう一度みんなで確認しながらの打ち上げでした。
またやりたいね、という言葉が出てきたのが何より嬉しいことだと思ってます。

さーあ、次は何やろう?

乞うご期待。



     *


「舞台に上がるとスイッチ入るんだねー」

何人かからそんな風に言われました(笑)
スイッチ、入ってたのかな。
そうなのかな。

確かに小さい頃から、舞台上で緊張してガチガチってことはまずなかったけど。

「お箏の智恵ちゃんてね、
 普段はおっとり乙女なのに、
 お箏を前にするとスイッチ入ってカッコイイの。」

そう言うと、

「二人とも同時にスイッチ入っておもしろかったよ」

だって。


後でもらった写真。
これが、そのスイッチ入った時なのかー……。って。
…自分で初めて見た。
何か不思議な感じ(笑)



そうそう、日本の伝統文化は、
呼吸や姿勢のことを必ず言うんですよね。
お能でも、お箏でも、書道でも。

お茶の先生のところでも
その話が出たのだけれど、
「あがる(緊張する)」っていうのは、
呼吸が上がってる状態なんだそうで。要するに、胸で呼吸してる感じ。
腹の底で呼吸をしている時には、慌てたり焦ったりしないそう。

だったら「スイッチが入ってる」時って、
呼吸がすとんと腹に降りてる時なのかもしれない。なぁ。なんて。


http://koishiki.shinlog.jp/koishiki/2008/10/post-b56f.html
「恋しきブログ」に当日の様子がリポートされてます。

Atelierすゞり

美しい文字を。 美しい時間を。 美しい空間を。 The official website of Ayami NAKAMURA  [Atelier Suzuri]