いろはうた、お礼申し上げます
第一回 白羽会書作展「いろはうた」、
http://plaza.rakuten.co.jp/ayasuzuri/diary/200804280000/
皆様のお陰で無事終えることが出来ました。
最寄りの福山駅から車で40分という片田舎、
公共の交通機関も便数が少ないという場所での開催でしたが、
3日間で250人を越える方々においで頂き、本当にうれしく思っています。
ありがとうございました。
http://plaza.rakuten.co.jp/ayasuzuri/diary/200804280000/
皆様のお陰で無事終えることが出来ました。
最寄りの福山駅から車で40分という片田舎、
公共の交通機関も便数が少ないという場所での開催でしたが、
3日間で250人を越える方々においで頂き、本当にうれしく思っています。
ありがとうございました。
会場として選んだのは「枝広邸」という
幕末から続いた開業医の個人宅を地域の文化館として蘇らせた所。
四季折々の花の咲く庭園もあり、
3カ所の茶室を有する風情ある会場です。
*
ここですべてとはいきませんが、
手元にある写真の中から会場内の様子を少し。
いくつも床の間のある会場ならではの展示をと心がけ、
三人の弟子たちが三幅対のように、与謝野晶子の歌を書き、
それぞれに合わせた着物地を選んで軸装してみたり。
沼隈という場所にちなんで、小さな頃遊んだ平家谷の"赤い椿"を連想させる
椿の歌を椿の柄の古布で額装したり。
一幅でも空間の締まる床の間には、
私が大学生時分からお世話になっている師匠・岡嶋華笠先生の書を。
教室内のイベントで作ったうちわなど、
季節のしつらえも。
タイトルにも掲げた「いろはうた」。
写真では見えにくいですが、"きりだめ"という漆塗りの箱を階段状に組んで展示。
「懐かしい」という声が多々あがっていました。
弟子の中にも、「いろは歌」やその類である「天地(あめつち)の歌」などを
また別のテイストで作品に仕上げた人もいます。
基礎としても機能しながら、作品として仕上げるときのデザインの可能性が限りなく広い
(つまりは応用の幅が広い)というのが
いろはうたの特徴なのではないかという気がします。
これも着物地を使って
弟子二人が二幅対のように仕上げた作品。
丸窓の雰囲気がモダンだと人気でした。
例えば、漢字作品を丸窓で仕上げてみてもおもしろい。
習い始めて一年半の女性の作品。
女性らしい雰囲気が、漢字作品にも出せるのではないでしょうか。
写真では写りきってないですが、
書をアレンジした和風ライト。弟子の作です。
もっともっと紹介したい作品もあるし、
子どもたちの作品もかわいらしかったのですが、
ここではこのくらいで。
会場の随所に「和」の空気をゆったり感じられるような展示をと
心がけたつもりです。
お茶を飲みながらゆったりと、
「あの作品が好きだわー」「これ素敵ねぇ」
とてもうれしい声が聞こえてきます。
何年ぶり、何十年ぶりの友人がばったり会場で再開して
「まぁ!お久しぶりです、お元気ですか」という声が多かったのもおもしろい。
懐かしい話と作品の話、子どもの話と会場のしつらえの話。
そうやって過ごしてもらえたのが何よりだと思います。
そう、和室の作品って、立って見るより座って見る方が
素敵に見えるんですよ。えへ。
キャプションを低い位置に設定したのも、和室だからこそ。
「書道展でこれだけ『素敵ね~、自分も作品作ってみたい』って思ったの、初めてです」
そう言ってくださったお客様がいます。
ふふ。幸せ。
おそらく、第二回白羽会書道展は1,2年後になると思いますが
その時には今回よりもっと素敵に、
第三回はさらに素敵に、と
成長していける会でありたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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