ちきっと新年会

1月終わりになってようやくだけど、
今日は書道教室の生徒さん達と和食処で新年会だった。

去年辺りからちょこちょこ着るようになった着物。
もっと慣れたいので、
最近は、書道関係の会があるときになるべく着物で
出掛けるようにしている。

モノトーンの小紋に真っ赤なバラの半巾帯。
祖母は「地味ねぇ」と言うけれど、
このくらいでいいのだ。
母が嫁入りに持ってきて以来
しつけ糸さえ取れてなかった羽織と
オソロイの草履を合わせると
けっこうインパクトが強いのだから。

この1時間前まできっちゃないフリースで
必死に釉薬掛けをしていたのだけど、
衣装が替わると気分の切り替えが素早く出来る。

その場その場の戦闘態勢というものがあるのだ。



本当にどうでもいいけれど、
今日、我が家では「ちきっと」というのが一時的なブームを
巻き起こしていた。
事の発端は、我が家の誇る天然素材(←父親ね。)が
「○○君はちきっと仕事できる。」
と朝から真顔でボケてくれたこと。
(本人は気付いてない。)
父にしてはかなり軽め、ほんのジャブ程度のボケだったのだが、
この「ちきっと」、
口に出してみると予想外にツボに入ってしまった。

「ちきっと話してよ」
「ちきっと調べて電話くれればいいのにね」
「もうすこしちきっと合わせて」
今日は一日「ちきっと」だらけだった。


で、今日はちきっと着物きて出掛けたのだ。


Atelierすゞり

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