和歌の短冊作品〈40秒で分かる基本のお約束〉

(※動画は珍しく音声有りです。ご注意ください)
🍁短冊の寸法。
短冊の寸法は《一尺二寸×二寸(約36×6cm)》
※広幅短冊は二寸五分幅(7.5cm)
ちょうど半懐紙タテ4等分にする感じ。
🍁三つ折り半字がかり
短冊に和歌を書く時、
「三つ折り半字がかり」という書式があります。

〈三つ折りで3等分説〉と
〈三つ折り目をつけて4等分説〉があります。
ちなみに三等分で書くとこんな感じ。
四等分で書くとこんな感じ。
比べてみると、上部の余白の感覚は、こんな感じ。
“形式”というのは《美の目安》だと思っているので、
きっちり折ったり測ったりしろってことじゃなく、
大体の余白の感覚だと解釈してます。
このくらいの余白で書く感じ、と理解していいのではないでしょうか。
ただし、これは、和歌の短冊作品 を書く上での覚書。下準備。
(これで完成じゃないです。)
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ここ数年、課題にしていた短冊の勉強。
公募展サイズを書く機会はあるのに、短冊を書く機会がないという人、意外と多いのではないかなと思います。
かなはあくまでも机上作品、つまり細字作品が基礎になるということ、忘れないでいたいなあと思うのです。

Atelierすゞり

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